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赤い小鳥の姫君(02)

 川辺で焚き火をして、服を乾かすことになった。
「この季節に、焚き火とはね!」
 ゼラルドは髪を絞りながらつぶやいたが、ふと顔を上げて、
「フルート。君とフィリシアは、今日中にミイスまで行き着かなければならないね?」
「ああ、できれば。すでに先方に知らせを出してしまっているから」
「では、ぼくとセレンを置いて、先に行ってくれていい。ゆうべ宿で話したとおり、別行動を取ろう。黒髪に黒い目でミイスには入れない」
「ちょっと待てよ」
 脇で聞いていたセレンが割り込んで、
「別行動は君だけでいいだろう。どうしてぼくまで」
「誰のせいでこんな目に合ったのだったかな」
 ゼラルドは冷笑した。そして、セレンが言葉に詰まっているうちに、フルートは決断を下していた。
「わかった。では、ぼくとフィリシアはミイスに行って社交辞令をこなしてくる。ゼラルドとセレンは迂回してくれ。一週間後にサイカの街で会おう。ただし」
 真面目な顔をした。
「仲が悪いのはかまわないけれど、そのせいで万一、どちらか一人が欠けることでもあったら」
 セレンを見て、それからゼラルドを見つめて、低く言った。
「許さない。いいね?」
 有無を言わせない響きに、気が付くと二人は自然とうなずいていた。
 フルートはにっこり笑った。
「では、お互いに、楽しい旅を!」

 

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