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こぼれ話:作者はいつも正しいか?

「遥かな国の冒険譚」を編んでいるとき、私はいつも、次のような気持ちを感じています。

とある世界で、民俗学者の雪村月路は、フィールドワークとして世界をめぐり、各地に伝わる伝承を集めている。
あるとき、集めた民話の中に、不思議な共通項を発見した。詳しく調べると、それは歴史上の人物を示す手がかりだった。
この民話も、その民話も、あの民話も、繋がっていく。みな、歴史に実在する「彼ら」が残した物語なのだ。
民間伝承と「彼ら」を繋げる作業を続けるうちに、いつしか雪村の頭の中で、「彼ら」は生きて動き始める。
そしてついに、雪村は、拾い集めた伝承に自分の解釈と想像を加え、物語として編まずにはいられなくなる…。

と、いうような気持ちです。
だとすると? はい、そうです。
「個々の物語に関する作者の解釈が、すべて正しいとは限らない」ことになります。

たとえば、フルートとフィリシアの年の差はひとつですが、5歳くらい違うと思いたい読者の方がいらっしゃるなら、そう思ってくださって構いません。
また、たとえばフルートとフィリシアをカップルにすることに気が進まないなら、お好きなカップルなり三角関係なりを想像してくださって良いのです。

もちろん、作者は作者の信じる物語を編みます。
これがオリジナル。これが公式。という誇りを持って、編みます。
その意味で、作者の語ることは正しい。
ただ、舞台を同じくして読者の方が思い描く別の物語があるなら、それもまた正しい

そんなことを思いながら、書いている物語です。

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コメント

月路さん
おはようございます。
お話とお話の合間の こぼれ話・・
いつも興味深く拝見しています。
前回の月とマルガレーテも 今回の民族学者月路さんも
深くうなずいてしまいました(o^-^o)
ものがたりを書く以前に、作者も別の一人旅をしているのですねhorseclub
私も今 新たな謎の旅にはまっていますwink

どうもこんにちは、雪村さん。芝臣です。

はい、今回、雪村さんがおっしゃっておられることは、同じく物語創作者として「自分の」物語を書いている私にとっても、かなりよくわかります。

たとえば、私にしたって、ウチの主人公とヒロイン、あるいは全キャラ総代の麗香さまなどには特別に挿絵などを選んでイメージ付けしていますが、それにしたところで、読者様によっては「作中イメージと違うし、合わないんじゃないの?」といった声が上がることは当然、予期していますし、その場合は雪村さんと同じく、「皆様のよろしいように、イメージ・キャラをお選びください」としか言えませんし、それで全然、かまわないことでもあります。

こうしたことは、1つ1つ考え出せば、個々の作品や作者の発言・態度・思想のすべてに言えてしまうことなので、こちらとしては「公式な作品、及び作者の創作活動を妨害しない範囲において、ご解釈・ご想像はどうぞご自由に」とお答えするでしょうし、場合によっては「参考意見」として作品に取り入れることさえあるでしょう。
そう、たとえば極端な話、現在、無期限延長扱いにしている私の前作、『戦乙女教師・麗香 狼たちの午後』の結末でさえ、どこかで誰かが自分で創作してしまっていたとしても、それを「オリジナルだ、オフィシャルだ!」などと言いださない限り、こちらに止める権利はありませんし、むしろありがたいくらいのものなのですから(作者である私に、きちんと「愛」が感じられるものであるならば・・・の話ですが。汗)。

・・・とまあ、今回の「こぼれ話」をつらつらと読ませていただきながら、わが身を省みて、このようなことを思っておりますが、さて、雪村さんが「民俗学者」なら、私は「歴史学者」かなあ?
うーん、この辺は「ファンタジー&メルヘン」と「近未来を中心としたライトSF」との違いかもしれませんね。

ともあれ、今回も興味深いお話を読ませていただき、どうもありがとうございました。
それでは、また。

montiさん、
コメントありがとうございます♪

montiさんも、旅をしながら物語を編んでいらっしゃるのですね(*^_^*)
シンプルで軽やかで豊かなお話、いつも大事に読んでいます。
大きな、まんまるいドロップのように、ゆっくりゆっくり胸に溶けます。

おかげんはいかがでしょう。お大事になさってくださいね。

芝臣さん、
コメントありがとうございます♪

ああ、そうですね、「民俗学者」よりは、「歴史学者」っぽいですねshine
そして、「でもBL的に解釈されるのは嫌だから対策のために~」などと言い出さないあたりが、以前より自由で素敵だと思いますconfident

BL、GL、R18、エトセトラ…、
愛があるならどこまでも、読んでくださる方のご想像のままに。と、思っています。
「そういうのは断固許さない!」というスタンスも、それはそれで素敵だと思いつつ、ですwink

月路さん
ありがとうございます。
お薬のおかげで 熱と喉の痛みがひきました。
明日から少しゆっくりできるので
心置きなく旅とお話の世界に没頭できます。
月路さんも私も 多分体が強い方ではないでしょうけど
その分、想像の世界で飛び跳ねることができますよねshine
これからも 素敵なお話楽しみにしていますwink

montiさん、
お返事ありがとうございます♪

そうですね、montiさんも私も、
夢と現実の境目でスキップできますよねhappy01

montiさんのお話は、味わいが長持ちするので、
ゆっくりめの更新が心地よいです。
お疲れの出ないようにご活動くださいね☆

どうもこんばんは、雪村さん。このところ、睡眠時間がムチャクチャで(病院から処方されている睡眠薬が合ってないのかなあ? 汗)、ついさっきやっと起きたばかりの芝臣です。おかげで心身の調子が・・・(ため息)。

ま、それはともかく、そーですね、確かに前作『戦乙女教師・麗香』の時は、まだいろんなことについて言い訳じみてたところはあったかもしれませんね。

しかし、雪村さんが小学生の頃から『遥かな国の冒険譚」の世界の原型を考えておられたように、私も今の作品世界(世界が「大崩壊」を起こして、「なんでもあり=ヴァーリ・トゥード」な時代になっている)は、少なくとも『北斗の拳』や『幻魔大戦(アニメ映画版)』などを知った以降の中高生時代頃には漠然と想像していたんで、いま、ようやく本腰を入れて「本編」を書こうとしているようなものかもしれません。

そして、「なんでもあり」ということは、「どんなこと(もの)でもありうる」ということで、あとはそれを作者(私)が作品に書くか書かないか、説明するかしないかだけでしかなく、それこそ、読者様のお好み次第で、そちらのお話の中に出てきた「竜王一族」のような存在や、「魔法使い(月の聖者や太陽の聖者)」に相当する異能者=超能力者たちがいてもいいわけです。

なので、雪村さんが今回、おっしゃったように、読者様の「想像」や「解釈」を作者が一方的に制限することはできないし、してはならない、と私も強く思っています。一応、作者としての公式な設定上の制限はありますが、それだってかなり曖昧だし、今後、ストーリーが進めば、あのクソ真面目な主人公(苦笑)でさえ、思いっきりブチ破って己の感情の赴くままに超意外な行動に出るかもしれませんし、それは作品世界的には別にかまわないことなのです(むろん、後でそのツケは払わなければならないでしょうが)。それが『サイバーパンク』諸作品をお手本にしている、ということですし、今回の雪村さんの記事には深くうなずくものがあったわけです。

し・・・しかし、いくらなんでも、ウチの主人公とあの仲介役の彼がBL的な関係になる(過去、現在、未来の全てにおいて)、というアイデアだけは考えたくないし、ありえないとしたいなあ(滝汗)。いや、そちらのキャラ(フルート=ルークとセレン)をさんざん疑ってたくせに、まったくもって勝手なハナシですが(苦笑)。

ともあれ、お互い、最低限のラインは守りつつも、より面白い、あるいは正当だと思った意見や解釈があれば、それらを柔軟に受け入れるだけの気持ちを持っていたいものですね。・・・実際に作品として物語内に書くかどうかはともかく。

雪村さんのご返信を読んで、いま、私としてはそんなようなことを思った次第です。

いや、タイミング遅れのコメント、どうも大変失礼しました。
それでは、また。

芝臣さん、
コメントありがとうございます♪
睡眠リズムは大切なので、通院日にはお医者さんに相談してくださいね!coldsweats02

そして、思うに、「最低ライン」っていうのは、heart04愛があることheart04、なのではないでしょうか。
あとは何でもウェルカムだと思います。
ただ、芝臣さんのおっしゃるように、それを作者が物語の中に書けるかと言うと、全体の構成が決まっていて各所に伏線を張りまくる以上、後付けで取り入れるのは難しいですね。

たとえば、「セレンのことは女性だと思いたいんですけど」という方がいらしたとして。
私の気持ちとしては「はーい、どうぞどうぞ」ですけれども。
その設定を私が物語に取り入れてしまうと、私の書きたい物語とは違って来てしまうので、「すみませんが公式設定は男性で通しますので、お手数ですが、shine愛でshine読み替えてくださいね」です。

あるいは、「全滅エンディングがドラマティックでいいと思います。過去の優れた文学作品を見ても~(略)~なので、それ以外考えられません」というご意見をいただいたとして。
私の気持ちとしては、「おお、それもありですね!」ですけれども。
それを私が物語に取り入れてしまうと、既に書いたあちこちが破綻してしまうので、「すみませんが公式では全滅させませんので、shine愛でshine読み替えてくださいね」です。

大きな前提、大きなイベントになればなるほど、「そこを変えたら物語の全体が変わってしまう」わけですから…。
芝臣さんにしても、たとえば物語のクライマックスについては、その前後のシーンも含めて、ある程度計画が出来ているのではないでしょうか。走り始めた物語は、そこに向かって突き進んでいく。その途中で、「誰それと誰それが、クライマックス直前に、かくかくしかじかなことをしたら素晴らしいですね」と、大幅に掛け離れた筋書を言われても、取り込むのは困難なはずです。だってもう走っているから…。

そう思うと、実際に公式設定を動かせるのは、よほど小さな、他のどんな要素にも影響しないような些細なこと、たとえば誰かがある日着ている服の色とか、くらいのような気がします。
(いえ、服の色にも意味はあり、変えるのは結構難しいと思いますが…。)

「どんな意見も、どんな想像も、愛さえあれば全てウェルカム!」であっても、「作者の書くストーリーは簡単には変更できない」し、そこに矛盾はないのだと思っています。
うまく伝えられていなかったら、申し訳ありません。

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