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ひとこと通信欄

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SF「夜景都市」(未完)

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カテゴリー「書籍・雑誌」の17件の記事

こぼれ話:外国語のお勉強?

そのうちに、どこかのお話の中に混ぜ込むつもりのエピソードなのですが、まだ混ぜ込めるお話がないので、こぼれ話でご紹介。

まだゼラルドと出会っていない頃に交わされた、外国語が得意なセレンと、不得意なフルートの、ある日の会話です。

* * *

「ローレインの言葉って、美しいよね。中でも、ぼくが一番好きなのは、『ユル・ヴェ・ラーナ』という言葉なんだけど」

「『ユル・ヴェ・ラーナ』? 『ユル・ヴェ・ラン』なら、謝罪の言葉だよな」

「そうだね、『ユル・ヴェ・ラン』は、悪かった、とか、すまない、という雰囲気の言葉。でも、『ユル・ヴェ・ラーナ』は、たぶん、これを一言で言えるぼくたちの言葉はなくて、あえて言うなら、『親しいひとよ、ぼくが罪を認めたら、君は許してくれるのだろうか』という感じかな」

「面倒な言葉だな」

「うん、ぼくたちの言葉で言おうとすると面倒だ。でも、ローレインではそれが一言で言える。響きも綺麗だ。ぼくが外国の言葉の中で、最も美しいと思う言葉のひとつなんだ」

「ふうん」

* * *

ただこれだけのエピソードです。
なぜいきなり書く気になったかというと、「翻訳できない世界のことば」という本があると知って、読んでみたいと思ったことがきっかけです。

たとえば、イヌイットの言葉には、「だれか来ているのではないかと期待して、何度も何度も外に出て見てみる」を一言で表す言葉があるのだそうです。なるほど。
そんなふうにして、いろんな国に、お国柄を思わせる、よその国の言葉では一言で言い表すことのできない言葉がある、それを集めてみた本、ということのようです。

そうだよね、なるほどね、ちょっと読んでみたいな、と思ったとき、「待てよ、ローレインにもあったよね、そういうの」と、思い出しました。

かれこれ20年くらい前から胸の中にあるエピソードなのに、お披露目する機会が全然来ない「ユル・ヴェ・ラーナ」。
ひとまず、今日のこぼれ話、なのでした。

ひとやすみ:「ブッククロッシング」って知ってる?

創作パワーが湧いて来ない…。
最近、本や漫画を読む時間をちゃんと作れていないから、水や栄養が足りなくて、物語が育たないのかも。
新作は、もう少しお待ちください。

***

今日は「ブッククロッシング」のお話をします。
日本ではあまり知られていないようで、私も最近知ったのですが、ざっくり説明してみると、
「持っている本を公式サイトに登録してIDをもらい、そのIDをラベルに書いて、本に貼る。
→ その本を、わざとどこかに置き忘れるなどして、誰かに手に取ってもらう。
→ 本を見つけた人は、自由に読んで、読み終わったら、また次の誰かに渡す。
(ラベルに書かれたIDを公式サイトに入力すれば、感想を書き込んだり、今までに書き込まれた感想を見たりすることができる。)」

という仕組みになっています。

自分の持っている本を、知らない人の手に渡るようにするのは、なるほど面白そうですが、本を手放す決意が要るし、ちょっと敷居が高いかも。
でも、本を手放すまでしなくても、「よく人に貸す本」を登録してラベルを貼っておくだけでも、気の向いた人に感想を書いてもらえたら面白いのではないか、と思いました。
ちょこちょこと、人に貸す本にラベルを貼ってみようと思います。
読む人の重荷にならないように、感想の登録は任意である旨、説明を書いておこう。

ブッククロッシングの公式サイトは → こちら (日本語も選択できます)。
小説でも漫画でも、ISBN番号のついている本なら、何でも登録できます。
逆に、同人誌等は登録できません。
興味のある方は、公式サイトで説明を見てみてくださいね☆

ひとやすみ:100冊リストの更新

書きたいお話が固まって来ないので、気分を変えて、愛読書100冊のリストを更新しました。
作りっぱなしではなくて、ちゃんと最新の状態にしておきたいなあ、と。

今回の新規追加分は、「楽園のカンヴァス」「獣の奏者」「夜の写本師」の3作品。
「獣の奏者」は、同じ上橋菜穂子さんの「闇の守り人」と入れ替えました。同じジャンルに同じ作家さんの本を入れないようにしているので。
合計100冊であるところは変えないように、リストを管理して行こうと思います。

書きたいものの断片なら、浮かんで来るんだけどなあ。
フルートがどこか旅先の広場で、街の人々に大声で呼びかけているところとか…。
フィリシアが夜の海辺で、寂しそうな人魚と話しているところとか…。
んー、もうしばらくお待ちくださいねー。

お気に入り100冊(一覧版・随時更新)

お気に入りの本100タイトルをひとつの記事にまとめて、サイドバーのプロフィール欄からリンクを張っておくことにしました。
更新時には、ひとやすみの記事でお知らせし、新しく入れたものに new マークを付けます。

※ 完結しているか、少なくともお話として一区切りついている本を選んでいます。
※ 同じジャンルの中に、同じ作家さんの本が複数入らないように選んでいます。

【ミステリー】

「火車」 宮部みゆき
 するすると読める文章が心地よいです。山本周五郎賞を受賞しています。
 20年近く前の作品ですが、いま読んでも、それほど違和感はありません。名作です。
 この方の作品は色々読んでいますが、ミステリから1冊選ぶと、やっぱり「火車」だなあ。

「占星術殺人事件」 島田荘司
 事件にまつわる多くの謎が、ひとつの単純なトリックの解明により、全てほどける気持ちよさ。
 そのカタルシスの大きさを思えば、オープニングが読みづらいくらい、大したことではありません。
 某推理漫画がこのトリックをアレンジして使ったため、そちらを先に読んでいると面白さ半減だろうことが悔しい。

「煙か土か食い物」 舞城王太郎
 序盤が肌に合わなくても、主人公が日本に帰国するところまでは我慢。そこからが本番。
 文章と展開に、独特の疾走感があります。ミステリ好きなら、体験しないのは損。
 メフィスト賞を受賞しています。

「翼ある闇」 麻耶雄嵩
 著者デビュー作。荒削りなところもあるけれど、力作のオーラを感じます。
 「そんなばかな」と呟きながら読み進め、振り回されるのが楽しい。

「そして誰もいなくなった」 アガサ・クリスティ
 説明の必要もないくらいの有名な作品。
 「オリエント急行の殺人」も「アクロイド殺し」も好きですが、あえて一冊選ぶなら、私はこれ。

「大誘拐」 天藤真
 誘拐される刀自の豪気さが愉快、痛快。人の死なない、読後感のよいミステリです。
 「ミステリは、人が死ぬから苦手」という方にも、安心してお勧めできます。
 日本推理作家協会賞を受賞しています。

「容疑者Xの献身」 東野圭吾
 この方の作品は、私に合うものと合わないものがあるのですが、これは大丈夫でした。
 このメイントリックは、予想できなかった…!
 直木賞を受賞しています。

「獄門島」 横溝正史
 おどろおどろしい名作ミステリ。
 金田一耕助シリーズはずいぶん読みましたが、これが一番好き。

「江戸川乱歩傑作選」 江戸川乱歩
 短編「二銭銅貨」が大好きなのです。暗号物の傑作だと思っています。

「奪取」 真保裕一
 偽札の話。すっきりした構成で、読みやすいです。
 少し予定調和/ご都合主義に過ぎる気がしなくもないけど、これはこれで良し。
 山本周五郎賞を受賞しています。

「姑獲鳥の夏」 京極夏彦
 トリックは当てやすいと思うのですが、これをトリックと呼べるかは人によりそう。
 人物と雰囲気が独特で良いです。シリーズ第一作なので、気に入った人は続編もどうぞ。
 シリーズ全部は読んでいません。ちょっと本が厚すぎて、持ち運びに不向き。

「シャーロック・ホームズの冒険」 コナン・ドイル
 手元にはないのですが、なんだかんだ言って、外せません。
 シリーズ通しで見ると、この巻には入っていない「踊る人形」が一番好きです。
 ちなみに、最近の英国ドラマ「シャーロック」も、良いですねえ。

「QED 百人一首の呪」 高田崇史
 QEDシリーズ第一作。すみません第一作しか読んでません。メフィスト賞受賞作品。
 百人一首に関する考察について、本当にそうなんじゃないかと思わせられました。

「殺戮に至る病」 我孫子武丸
 陰惨な描写が延々と続き、救いのない物語なので、人にはすすめていません。
 でも、「してやられた」。読了後、もう一度最初から読もうかという気にさせられます。
 (が、陰鬱に過ぎて読めない。)

「開かせていただき光栄です」 皆川博子
 謎解きを自分で考えながら読む人向け。ミステリを読み慣れた人向け。
 単純にストーリーを追いかけていくだけだと、「ふうん、そう」で終わってしまうかもしれないので。

「楽園のカンヴァス」 原田マハ new
 ミステリなのか文学なのか迷いましたが、ひとまずはミステリに。
 絵画にまつわる謎をめぐるお話。読後は、濃密な夢を見た味わい。

***

【ハードボイルド】

「池袋ウエストゲートパーク」 石田衣良
 略してIWGP。シリーズ第一作。オール読物推理小説新人賞を受賞しています。
 軽快で読みやすいシリーズです。ソフトなハードボイルド(って、変な言い方ですけど)。
 温かみを感じる短編が多いのですが、時にシビアな事件もあり、読むのがつらいことも。

「猟犬探偵」 稲見一良
 短編集「セント・メリーのリボン」を先に読んで、表題作が気に入ったなら、本書を。
 この人の本をもっと読みたかったのに、早く亡くなられて残念です。

***

【ファンタジー】

「獣の奏者」(闘蛇編・王獣編) 上橋菜穂子 new
 本当は、王獣編のあと、10年後を語る探求編が続くのですが、
 あまりにも闘蛇編と王獣編が好きすぎて、10年後の物語は読んでいません…。
 同じ作者の「守り人」シリーズも秀逸、特に「闇の守り人」がお気に入り。

「ライオンと魔女」(ナルニア国ものがたり) C.S.ルイス
 シリーズ全体で見ると、グイン・サーガや十二国記のほうが好き。
 でも、1冊だけに注目するなら、「ライオンと魔女」が一番好きかな…と、思いました。
 近年映画化されたので映画館まで足を運びましたが、原作のほうが、だんぜん好き!

「豹頭の仮面」(グイン・サーガ) 栗本薫
 国産ファンタジーといえば「グイン・サーガ」と「十二国記」、と思っている私。
 残念ながら、著者死去により、こちらは未完の大作になりました。(異なる著者に引き継がれてはいます。)
 けれど、未完であっても、本の好きな人には、一度は触れてみていただきたいです。
 1冊でいいから。この物語に「出会って」みてください。

「月の影 影の海」(十二国記) 小野不由美
 物語の運びがシビアなので、読むのがつらくて、1巻目を一度挫折しました。
 二度目に読んだ時には、頑張って読み切って、厚みのある世界観に浸ることができました。
 まだ進行中の十二国記ですが、どのような終わり方をしても、完成度は揺らがないと思います。

「予言の守護者」(ベルガリアード物語) デイビッド・エディングス
 これぞ西洋ファンタジー! という王道の物語。全5巻。
 名作だと思うのに、意外と知られていません。多くの人に薦めています。完結しているから安心。
 最初から引き込まれる人(私はそうだった)の他に、1巻の中盤から面白くなる人もいるようです。

「夜の写本師」 乾石智子 new
 骨太でありながら、繊細さも感じさせてくれるファンタジー。
 魔法をめぐる復讐と救済の物語です。

「旅の仲間」(指輪物語) J.R.R.トールキン
 不朽の名作「指輪物語」。好きですが、他にも好きな物語が多くて、並べたら、この位置に。
 映画のほうも大好きです。この物語を映像化できる時代が来たのかと、感慨深く鑑賞しました。
 原作より映画のほうが好きかもしれません。

「光の帝国」 恩田陸
 SFに入れるべきか、ファンタジーに入れるべきか、悩みました。SFかもしれない…。
 特殊能力を持つ人たちを描く短編集です。不思議な味わいがあります。
 お話によっては、続きの長編が出版されているものもありますが、私はこの短編集のほうが好き。

「夜市」 恒川光太郎
 日本ホラー小説大賞を受賞しているのですが、私は「ファンタジー」だと思っています。
 出だしは別に何ということもないのですが、「あれ、普通はここで終わるよね」と思う先の展開が良いです。
 同時収録の「風の古道」も独特の雰囲気で、私の周囲では「風の古道」のほうが評判良いです。

***

【メルヘン】

「みどりいろの童話集」(ラング童話集) アンドルー・ラング
 三人兄弟、三人姉妹、王子様、お姫様、魔法使い。
 メルヘンらしいメルヘンが、いっぱいに詰まっています。
 「遥かな国の冒険譚」も、間違いなく、この童話集シリーズから多大な影響を受けています。

「なくしてしまった魔法の時間」 安房直子
 この著者の書くメルヘンが好きで、どの本を選ぼうかと思いましたが、一番好きな「鳥」を収録した、これに。
 小学生の頃から、この方のメルヘンに親しんでいましたが、「鳥」は中学校の国語の教科書に載っていました。
 教科書で読んだことのある方もいらっしゃるのでは?

「ロンドン橋でひろった夢」 香山 多佳子、藤城清治
 以前「暮らしの手帖」に連載されていた影絵付きの読み切りメルヘンは、子供のころのお気に入りでした。
 絵もお話も、とても素敵です。影絵の美しさには、ためいきが出ます。
 とりわけ好きなお話は、そう、「三つのオレンジ」。

「チベットのものいう鳥」 チベット民話
 「千夜一夜物語」形式の民話。良さをうまく説明できません。雰囲気が好きなのです。
 鳥を連れ帰ろうとする王子は、沈黙を守らねばならないのに、鳥の語る物語に心惹かれて…。
 児童文学に入れるかどうか悩みましたが、メルヘンに入れることに。

***

【冒険】

「八十日間世界一周」 ジュール・ヴェルヌ
 旅って素敵! シャレた終わり方が、また良いです。
 そういえば、この本で初めて、日付変更線というものの存在を知ったのでした。
 「海底二万里」や「十五少年漂流記」も良いけど、1冊挙げるなら、私はこれ。

「友を選ばば三銃士」 アレクサンドル・デュマ
 子供のころ、児童書版「三銃士」を読んだときには、あまり惹かれませんでした。
 でも、大学生くらいになってから、ちゃんと読んだら、何これ、むっちゃ面白いよ!
 えっ、そのあと絶版になってたの? どうして? 復刊して良かった~☆

「ロビンソン・クルーソー」 ダニエル・デフォー
 無人島といえば、ロビンソン・クルーソーですよね。
 それとも最近は「LOST」(米国ドラマ)なのかしら。
 サバイバル生活に引き込まれます。

「ロビン・フッド物語」 ローズマリー・サトクリフ
 ワクワク楽しい物語。シャーウッドの森の「仲間たち」という関係性も好き。
 何か映画も見たけど、それはあんまり好きじゃなかった…。

「砂のクロニクル」 船戸与一
 中東を舞台にした、重厚な物語。乾いたシビアな感触。
 「冒険」カテゴリで合ってるのかな。山本周五郎賞を受賞しています。

「魔法使いの丘」(ソーサリー・シリーズ) スティーブ・ジャクソン
 いわゆる「アドベンチャー・ゲームブック」の、代表的な作品です。
 読者は自らが物語の主人公となり、サイコロの目や選択肢によって断章を飛びます。
 つまり、ロールプレイング・ゲーム。読む人によって、生成される物語は微妙に異なります。

***

【伝奇】

「あかんべえ」 宮部みゆき
 時代小説です。病から奇跡的に回復した女の子が、幽霊を見るお話。
 切なくもあり、怖くもあり、あったかい物語です。大好きです。

「ガダラの豚」 中島らも
 アフリカの呪術に題材を取っています。ところどころ、ゾクゾク怖いです。
 主人公(冴えないおじさん)たちは、悪しき呪術師に勝てるのか? 頑張れ!

「陰陽師」 夢枕獏
 最近は、「呪(しゅ)」というと「京極堂」を連想するひとが多いようですが、安倍晴明を忘れてはいけません。
 シリーズものです。無難に一冊目の短編集を挙げましたが、長編の「生成り姫」も好き。

***

【ホラー】

「黒い家」 貴志祐介
 文字だけなのに、まざまざと怖いです。
 オカルト要素は入っていないのに、怖いんです。

「リング」 鈴木光司
 こっちはオカルト。今ではすっかり有名になった「貞子」の起源です。
 読んでるときは怖くなかったのに、夜になって電気を消したら、じわじわ怖くなりました。

「ZOO1」 乙一
 スプラッタな話が含まれている短編集。人にはすすめていません。
 でも、スプラッタが苦手な私がこの本を気に入った理由は、「凄惨なのに、救いを感じる」から。
 Amazonなどでレビューを見ると、「読後感が最悪」という人もいるので、個人差が大きいようです。

「月の裏側」 恩田陸
 怖さは、それほどでもない気がしますが…、
 話の運びと結末が、実にこの作家さんらしくて、印象に残った1冊です。

***

【絵本】

「きょうはなんのひ?」 瀬田貞二、 林明子
 一番好きな絵本ですheart 小学校低学年の子にプレゼントすることが多いですpresent 
 家の中の色々なところに「まみこちゃん」が隠した手紙を、おかあさんが探すお話。
 最後の最後まで、楽しくて、あったかいです。大人が読んでも楽しい!

「おかえし」 村山桂子、 織茂恭子
 いただきものには、おかえしをしなくちゃ。あら、それじゃあ、おかえしの、おかえしをしなくちゃ。
 と、キツネの奥さんとタヌキの奥さんが贈り物をしあう話。最後はどうなっちゃうの?
 幼稚園の子にプレゼントすることが多いですpresent 読み聞かせにも、ぴったりです。

「ぜったいたべないからね」 ローレン・チャイルド
 好き嫌いの多い妹のために、お兄ちゃんが頭を使うお話。
 「にんじんなんか、きらい」「にんじんじゃないよ、えだみかんだよ」。あははhappy01
 絵も、ユーモアたっぷりで、現代的な雰囲気で、楽しいです。

「もりのえほん」 安野光雅
 「旅の絵本」が有名ですが、「もりのえほん」もぜひ。
 子供から大人まで、一緒に楽しめる隠し絵の絵本です。
 字は無くて、ぜんぶ森の絵。よく見ると、いろんなものが、隠れてる、隠れてる♪

「漂流物」 デイヴィッド・ウィーズナー
 これも、字の無い絵本です。少し大人向け?
 海に遊びに行った少年が拾った、古いカメラ。写っていたのは・・・さて、何でしょう?

「ぼくを探しに」 シェル・シルヴァスタイン
 シンプルな絵と文。こどもより、大人のほうが、いろんなことを想起すると思います。
 姉妹作の「ビッグ・オーとの出会い」も、おすすめです。

「百万回生きたねこ」 佐野洋子
 有名な絵本なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
 大人のための絵本だと思います。泣いちゃう人が多いので、おうちで読みましょう。

「おばけかぞくのいちにち」 西平あかね
 幼稚園くらいのお子さん向け。男の子も女の子も気に入ってくれる本。
 こわくないです。おばけの家族の普通の一日が描かれています。

「しろくまちゃんのほっとけーき」 わかやまけん
 100冊の中に残るかしらと思っていたけど、ちゃんと踏みとどまった絵本。
 小さいお子さん向け。ホットケーキがおいしそう!です。
 食べ終わってから、こぐまちゃんが洗い物を手伝うのも、個人的にはポイント高いです。

「トム・チット・トット」 ジェイコブズ、スズキコージ
 「絵の力」を感じた絵本。こどもの頃に読んで、小鬼の絵が強烈に印象に残りました。
 絶版になっていましたが数年前に復刊。と思ったら、あれ、また入手困難になってるみたい…?

***

【仕掛け絵本】

「メイシーちゃんのおうち」 ルーシー・カズンズ
 幼稚園の入園祝いに、よくプレゼントしていますpresent
 360度、ぐるっと開いて、おうちになります。初めて本屋さんで見たときはビックリでした。

「ようせいのおしろのぶとうかい」 マギー・ベイトソン、ルイーズ・コンフォート
 女の子の小学校入学祝に、よくプレゼントしていますpresent
 「メイシーちゃんのおうち」と同じように360度ひらく本。
 メイシーちゃんシリーズより凝ったつくりになっていて、メルヘンチックで豪華です。

***

【こどもの本】

「はれときどきぶた」 矢玉四郎
 今は映画もあって、小学校などで、このお話の映画を見ることも多いようです。
 日記に書いたことが本当になっちゃう、すばらしく愉快な本。
 ちゃんとオチがあるところが素晴らしい!

「みにくいおひめさま」 フィリス・マッギンリー、中川宗弥
 小学校低学年の女の子に。
 何不自由なく暮らしている不機嫌な王女様が、喜びを知って、美しくなるお話。
 一時期、絶版になっていましたが、数年前に復刊されました。

***

【児童文学】

「すばらしき遭難」 小山内美恵子
 小学校高学年向き。中学校の遠足で、クラスひとつが、まるまる遭難してしまう話。
 実話をもとに書かれたお話で、とても興味深く読んだのですが、残念ながら、絶版に。
 私が小学校高学年だった頃には、課題図書だったのになあ。

「シーラスと黒い馬」 セシル・ボトカー
 シリーズものです。中学生のとき、楽しく読んでいました。
 放浪の身の男の子、シーラスが主人公で、その自由さが気持ちいい。
 当時は途中までしか出ていなくて、そこまでしか読んでいないので、単品評価で100選入り。
 今は完結しているようです。そのうち図書館で探してみます☆

***

【SF】

「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 フィリップ・K・ディック
 「サイバー」な雰囲気が好き。でも、どうしてこんなに好きなのか、自分でもよくわかりません。
 この作品を好きな人は多いのですが、みんなは好きな理由を自覚できているのかなあ?

「銀河英雄伝説」 田中芳樹
 言わずと知れた、国産スペースオペラの代表作。少し癖のある文章ですが。
 「三国志」や「グイン・サーガ」が好きな方は、これもどうぞ。

「星を継ぐもの」 J・P・ホーガン
 レイアウトが読みづらくて敬遠してたのを、読書友達に薦められて読んだ本。読んで良かった!
 SFとミステリが両方好きな人に、特におすすめ。壮大な謎を解きましょう。

「老ヴォールの惑星」 小川一水
 ライトなSFからハードなSFまで楽しめる中短編集。
 長編作品も良い作家さん。全3巻の「復活の地」あたり、サラリーマンにおすすめです。

「火星年代記」 レイ・ブラッドベリ
 叙事的な気もするし、抒情的な気もするし…。
 この方の本を何冊か読んで、一番好きなのは、これ。名作です。

「アイの物語」 山本弘
 「ここまで読んだら100選作ろう」と決めた、積読本の最後の1冊でした。
 千夜一夜物語形式の、ハートウォーミングな物語。

「夏への扉」 ロバート・A・ハインライン
 安心して読める物語。SF初心者の方に読んでみてもらうことが多いです。
 ネコ好きな人には、特におすすめ。

「パプリカ」 筒井康隆
 夢がテーマの物語。一気読みしちゃう勢いがあります。
 最近、筒井さんの本、読んでないなあ…。

「涼宮ハルヒの憂鬱」 谷川流
 もう、この設定を作った時点で作者の勝ち、と思いました。
 ライトノベルですが、食わず嫌いせず、読んでみてください。

「地球幼年期の終わり」 アーサー・C・クラーク
 読んだときには、たいして感銘を受けなかったのですが。
 時が過ぎても、ずっと印象に残って、忘れられない物語。

「花狩人」 野阿梓
 既成のSF小道具を効果的に使っていることに感心した、抒情的なSF。
 すこーし、BLっぽい雰囲気があるような…? 苦手な人はごめんなさい。

「敵は海賊・海賊版」 神林長平
 このノリは、合う合わないが分かれるようです。
 言語感覚を大事にしている人に、読み心地を楽しんでもらいたいです。

「砂の惑星」 フランク・ハーバード
 SFとファンタジー、両方好きな人におすすめします。砂の印象が好き。
 と言いながら、シリーズものなのに1冊しか読んでないのですが。単品評価で100選入り。

***

【漫画】

「OZ」 樹なつみ
 20年以上前に初めて読んで以来、私の中で不動の1位です。
 SFエンタテイメント。学究肌の女の子が、傭兵とヒューマノイドと共に、理想都市OZを目指す…。
 SFの好きな方は、ぜひご一読ください!

「ポーの一族」 萩尾望都
 絵柄は古くて不安定ですが、それすらも長所に思えるファンタジー。
 貸し出し経験から言って、人によって合う合わないがハッキリ分かれます。
 「物語は時系列順に並ばなくてよい」と知ったから、いま『冒険譚』を書いている私がいます。

「グラン・ローヴァ物語」 紫堂恭子
 ファンタジーの王道。絵も綺麗。
 なのにどうして、今は文庫版しかないのかなあ。
 同じ作家さんの「王国の鍵」も、好きなんだけど、Kindle版しかない…。

「中国の壺」 川原泉
 この作家さんの作品は、ユーモアがあって、優しくて、いろいろ人気作があります。
 私はこの本が一番好きです。

「地球へ・・・」 竹宮恵子
 SFの名作。未来社会と超能力をテーマにした、濃密なストーリーです。
 SFがお好きな方は、これもぜひ。

「BLACK JACK」 手塚治虫
 言わずと知れた、闇の天才外科医の物語。様々な感情を呼び起こされます。

「動物のお医者さん」 佐々木倫子
 獣医学部が舞台のお話。この作家さんのユーモア感覚が、すごく好きです。

「銀河鉄道999」 松本零二
 だって、SFが好きで、旅物語が好きなんだもの。

「有閑倶楽部」 一条ゆかり
 いま読むと、少し古いかも? でも、個性あふれる「仲間たち」のてんやわんやが好き。
 ホラー回も良いです。

***

【文学など】

「蜘蛛の糸・杜子春」 芥川龍之介
 どの話がどの本に収録されているか、わからなくなってしまいましたが。
 「地獄変」や「藪の中」も良いですよね。

「李陵・山月記」 中島敦
 中学か高校の国語の教科書に、「山月記」が載っていたような。
 格調高い文章が好き。

「雨・赤毛」 サマセット・モーム
 なにげなく、薄い文庫本を買ってみたら、私に合ってました。
 人の心をシニカルに描いています。

「檸檬」 梶井基次郎
 これも、高校の国語の教科書に載っていたような。教科書って影響力ありますね。
 美しいものばかりを描写しているわけではないのに、美しい世界です。

「蠅の王」 ウィリアム・ゴールディング
 言ってみれば、裏の「十五少年漂流記」。無人島に漂着した少年たちの、殺伐とした物語。
 悪夢から覚めたような読後感も良いです。

「マシアス・ギリの失脚」 池澤夏樹
 現代文学、と思って良いのでしょうか? 文章も、物語も、「豊穣」です。
 ときおり挟み込まれるユーモラスな不条理のおかげで、その豊穣さに飽きずに読み終われました。

「舟を編む」 三浦しをん
 これは文学よりエンタテイメントなのかな? 他のジャンルに当てはまらなかったので、ここに。
 予定調和的な構成ですが、「言葉」を愛する人に、ぜひ読んでほしい。

***

【歴史・時代小説】

「三国志」 吉川英治
 文庫で8冊ですが、読みやすいです。人物が魅力的だし、先へ先へと読み進みたくなります。
 「銀英伝」や「グイン・サーガ」が好きな人は、これもどうぞ。

「剣客商売」 池波正太郎
 ミステリでも伝奇でもない時代小説はあまり読まないのですが、これはシリーズ18冊、最後まで読みました。
 1話完結の短編集なので読みやすいです。ふだん時代小説を読まない方も、試しに読んでみて。

「吉原手引草」 松井今朝子
 直木賞を受賞。ミステリ的な要素もありますが、そこはあまり期待せずに読んだほうが良いかと。
 章ごとの語り手の口調や、当時の吉原事情のほうに、面白さを感じました。

***

【ノンフィクション系】

「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子
 小学校高学年のときに読みました。
 それまで伝記類は気に入った試しのなかった私ですが、この本はとても気に入りました。
 私自身が、本を読んでばかりの「ちょっと変わった子」と思われていたから?

「深夜特急」 沢木耕太郎
 作者の方は、この作品のことを「ノンフィクションとは少し違う」という旨のことをおっしゃったそうです。
 旅の正確な記録というより、道中の、気分と印象をメインに書かれたから、のようです。
 いずれにせよ、読むと、旅というものの熱にあてられて、自分も旅に出たくなります。

「冷血」 トルーマン・カポーティ
 実際に起きた惨殺事件を取材し、理性的な筆運びで記述した、ノンフィクション小説。
 今は手元にないし、細部も思い出せませんが、力強い作品として深く胸に刻まれました。

***

【実用書系】

「四角い布で子供服」 藤井あつ子
 ちっちゃい子の服なら、四角い布で作れちゃう。スカートのレシピが多いです。
 型紙なしで、直線で切って、簡単~。お気に入りの布で、どんどん作れます。
 垢抜けないデザインのものもありますが、サンドレス等、可愛くて簡単なレシピが重宝します。

「NEW モチーフ・ビーズ・セレクション」 北村恵子
 ビーズで動物を編むのって難しそう…と思っていましたが、この本の編み図なら、私にもできました。
 一般的な編み図に慣れている方は、この本の独特な編み図に、最初は面食らうかもしれませんが。
 時間さえかければ、私にも、素敵な馬が編めました。

「人生がときめく片付けの魔法」 近藤麻理恵
 ときめかないものを捨てる。そうすれば、いつも心ときめくものに囲まれて暮らせる。
 その考え方に、目からウロコの落ちた思いでした。
 50リットルのゴミ袋10個分くらい、物を捨てました。この本を貸した友達もそうでした。

「Java言語で学ぶデザインパターン入門」 結城浩
 私がバリバリのシステムエンジニアだった頃、「こういう本を待っていた!」と思った1冊。
 オブジェクト指向言語でプログラムを組む人の、必読書だと思いました。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 岩崎夏海
 社会人として、ドラッカー氏に興味があるけど本は読みにくそう、と思っていたら、出ました入門書。
 これまた、「こういう本を待っていた!」でした。

***

以上、100冊!

予告:「聖なる森」 & 六本木ブックフェス報告

物語がいったんの終結を見るまでに書くうちの、半分を越えるまでは公開しないでおこうと、ひとつだけストックしていたお話がありました。それを出すことにします。
旅立ちのお話を書くより前に、これを公開してしまって良いのだろうかと、少し迷いもしたのですが。でも、書いた時期は早くて、○○年前に作ったお話ですから。
半分を越えたと判断したのだから、早く作ったものを早く公開しても良いだろう、と思うようになりました。

フルートとセレンのお話です。主にセレンの話。
久しぶりに、長く連載します。おそらく全15回。
いかんせん、○○年前に作ったお話なので、当時ワープロ専用機で作った原稿を見ながら、修正を加えつつパソコンに入力して公開するという手順になりますが、コンスタントに1日おきで連載するつもりでいます。

いつものとおり、連載中は雑談をはさみません。
そうそう、先日の六本木ブックフェスの「ブック・ジャーニー」では、「ブローチ」(内田也哉子)と「約束の森」を包んで出品し、代わりに包みを二つ持ち帰りました。
開けてみると、「アルジャーノンに花束を」と「宇宙に恋する10のレッスン」でした。両方とも我が家には無い本で、特に後者はノーチェックだったので、イベントならではの巡り会いを喜んでいます。
楽しかったので、また参加したいイベントです。ご報告まで。

それでは、全15回、約1ヶ月の長丁場、どうぞよろしくお願いいたします!

ひとやすみ:六本木ブックフェス(2015) & 進捗状況報告

今度の連休に、六本木の東京ミッドタウンで、「六本木ブックフェス」という催しがあります。
近くまで行く別の用事があるので、30分くらいだけですが、寄ってみようと思います。

お目当ては、「ブック・ジャーニー」というコーナー。
本をラッピングして、中身が分からないようにして、おすすめコメントを付けて、持ち寄って、交換するというイベントです。
今回は、会場で包装紙をくれるそうなので、手順としては、
 1.お気に入りの本を、お嫁に出す決意で持って行く
 2.中が見えないようにラッピングし、おすすめコメントを添える(書名・著者名はNG)
 3.提出する
 4.他の人たちが持ち寄った本を見て、コメントを頼りに1冊選び、持ち帰る
という手順になります。
どんな本が出て来るかは、開けてのお楽しみ~happy01

そういうイベントが世の中に存在するということは、話に聞いて知っていたのですが、参加するのは初めてです。
雨が降ると中止になってしまうので、当日晴れるように祈っています。
どの本を持って行こうかなbookheart04

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冒険譚の進捗状況は…、
まだ書き始めていませんが、フィリシアとゼラルドの、短い、日常系のお話を書く予定。
連休に入ると、ちょこちょこ出かけるのと休息を取るのとで、あまり創作の時間は取れない気がします、が、1ページか2ページで終わりそうなので、きっと書けるだろうと思っています!
次回、予告を出したいと思います。

ひとやすみ:角川文庫のフェスティバル「カドフェス2014」!

2014年6月20日から、角川文庫のフェスティバル「カドフェス」が始まっています。
フェアの対象となっている本を買うと、ブックカバーを1枚もらえますsign01

と知って、今日の帰り、本屋さんに寄って、対象になっている「遠野物語remix」を買ってきました。
「フェアのブックカバーはどれがいいですか」と選ばせてもらえたので、涼しげな、てぬぐい柄のをもらいました。
ちょうど、人に本を貸すのに、きれいなブックカバーが欲しいなと思っていたところでした。
わーい、わーいhappy01

「カドフェス」は、開催している書店さんが多いようなので、本とブックカバーがお好きな方は、ぜひ、お近くの本屋さんを覗いてみてください。
対象本の中で、個人的なおすすめは、SFサスペンスの「ジェノサイド」(上・下巻)。
途中、シビアで目をつぶりたくなる場面もありますが、SFとサスペンスが好きな方なら、きっと面白く読めると思いますbookshine
(追記:賛否両論ある本ですが、基本的にはエンタテイメントです)
(追記2:あっ、「アイの物語」も対象だ! これもおすすめ! ハートウォーミングなSFですshine

8種類あるブックカバーの柄や、フェアの対象になっている本など、詳しい情報は→公式サイトでご確認くださいnote

ひとやすみ:東京創元社 創立60周年♪

東京創元社が、創立60周年フェアを開催中です。
夫は、「東京創元社って、ニッチな感じがする」と言いますが、
いやいや、ミステリとSFを愛する人なら避けて通れない出版社でしょう!

60周年フェアでは色々な催しが企画・実施されています。
フェアを開催している書店で、フェアの対象となっている本を買うと、マスコットキャラクター「くらり」ちゃんの栞がもらえる、というイベントもあります。

「くらり」ちゃんは、shineうさぎのかぶりものをかぶったネコshineです。
栞は、なかなかお目にかからないマグネットタイプ。
5種類の柄があって、フェア対象本を1冊買うと、1枚選ばせてもらえます。
なくなり次第、イベント終了とのこと。
夫にも協力してもらって、無事に全種類ゲット~。ふふふsmile

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対象になっている書店と、対象になっている本については、60周年フェアの特設ページ をご参照のこと。
なお、フェア開催店でも、店員さんがよくわかっていないことがあるので、栞を出してもらえなかったら、 こちらから聞いてみたほうがいいです(確認に時間がかかることもあるので注意)。

このサイトを訪れてくださる方には本好きな方が多いと思うので、ご紹介してみました。
皆さま、素敵な読書ライフをお過ごしくださいね~happy01

ひとやすみ:私の100冊(8)

年末でお客様も少なくなるでしょうし、最終回は、盛り上がりの少なそうな「ノンフィクション系」「実用書系」です。
8冊あります。

***

【ノンフィクション系】

「窓ぎわのトットちゃん」 黒柳徹子
 小学校高学年のときに読みました。
 それまで伝記類は気に入った試しのなかった私ですが、この本はとても気に入りました。
 私自身が、本を読んでばかりの「ちょっと変わった子」と思われていたから?

「深夜特急」 沢木耕太郎
 作者の方は、この作品のことを「ノンフィクションとは少し違う」という旨のことをおっしゃったそうです。
 旅の正確な記録というより、道中の、気分と印象をメインに書かれたから、のようです。
 いずれにせよ、読むと、旅というものの熱にあてられて、自分も旅に出たくなります。

「冷血」 トルーマン・カポーティ
 実際に起きた惨殺事件を取材し、理性的な筆運びで記述した、ノンフィクション小説。
 今は手元にないし、細部も思い出せませんが、力強い作品として深く胸に刻まれました。

***

【実用書系】

「四角い布で子供服」 藤井あつ子
 ちっちゃい子の服なら、四角い布で作れちゃう。スカートのレシピが多いです。
 型紙なしで、直線で切って、簡単~。お気に入りの布で、どんどん作れます。
 垢抜けないデザインのものもありますが、サンドレス等、可愛くて簡単なレシピが重宝しました。

「NEW モチーフ・ビーズ・セレクション」 北村恵子
 ビーズで動物を編むのって難しそう…と思っていましたが、この本の編み図なら、私にもできました。
 一般的な編み図に慣れている方は、この本の独特な編み図に、最初は面食らうかもしれませんが。
 時間さえかければ、私にも、素敵な馬が編めました。

「人生がときめく片付けの魔法」 近藤麻理恵
 ときめかないものを捨てる。そうすれば、いつも心ときめくものに囲まれて暮らせる。
 その考え方に、目からウロコの落ちた思いでした。
 50リットルのゴミ袋10個分くらい、物を捨てました。この本を貸した友達もそうでした。

「Java言語で学ぶデザインパターン入門」 結城浩
 私がバリバリのシステムエンジニアだった頃、「こういう本を待っていた!」と思った1冊。
 オブジェクト指向言語でプログラムを組む人の、必読書だと思いました。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 岩崎夏海
 社会人として、ドラッカー氏に興味があるけど本は読みにくそう、と思っていたら、出ました入門書。
 これまた、「こういう本を待っていた!」でした。

***

という選定になりました。

お気に入りの100冊全部、出揃いましたhappy01
全8回、読んでくださった方、おつかれさまでした。どうもありがとうございました!

今年を振り返ってみると、色々な方からコメントをいただいて、弱小ブログが賑やかになり、感謝感謝の1年でした。
少し冬休みをいただきますが、来年はまた、マイペースで物語を進めて行こうと思います。
新しい年が、皆さまにとっても私にとっても、冒険と収穫の年でありますようにconfidentclover

ひとやすみ:私の100冊(7)

最後から2回目は、「文学など」と「歴史・時代小説」。10冊。
「文学」ではなく「文学など」になるのは、「文学」と「娯楽小説」の境目がわからないからですsweat02

***

【文学など】

「蜘蛛の糸・杜子春」 芥川龍之介
 どの話がどの本に収録されているか、わからなくなってしまいましたが。
 「地獄変」や「藪の中」も良いですよね。

「李陵・山月記」 中島敦
 中学か高校の国語の教科書に、「山月記」が載っていたような。
 格調高い文章が好き。

「雨・赤毛」 サマセット・モーム
 なにげなく、薄い文庫本を買ってみたら、私に合ってました。
 人の心をシニカルに描いています。

「檸檬」 梶井基次郎
 これも、高校の国語の教科書に載っていたような。教科書って影響力ありますね。
 美しいものばかりを描写しているわけではないのに、美しい世界です。

「蠅の王」 ウィリアム・ゴールディング
 言ってみれば、裏の「十五少年漂流記」。無人島に漂着した少年たちの、殺伐とした物語。
 悪夢から覚めたような読後感も良いです。

「マシアス・ギリの失脚」 池澤夏樹
 現代文学、と思って良いのでしょうか? 文章も、物語も、「豊穣」です。
 ときおり挟み込まれるユーモラスな不条理のおかげで、その豊穣さに飽きずに読み終われました。

「舟を編む」 三浦しをん
 これは文学よりエンタテイメントなのかな? 他のジャンルに当てはまらなかったので、ここに。
 この作家さんらしい、予定調和的な構成ですが、「言葉」を愛する人に、ぜひ読んでほしい。

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【歴史・時代小説】

「三国志」 吉川英治
 文庫で8冊ですが、読みやすいです。人物が魅力的だし、先へ先へと読み進みたくなります。
 「銀英伝」や「グイン・サーガ」が好きな人は、これもどうぞ。

「剣客商売」 池波正太郎
 ミステリでも伝奇でもない時代小説はあまり読まないのですが、これはシリーズ18冊、最後まで読みました。
 1話完結の短編集なので読みやすいです。ふだん時代小説を読まない方も、試しに読んでみて。

「吉原手引草」 松井今朝子
 直木賞を受賞。ミステリ的な要素もありますが、そこはあまり期待せずに読んだほうが良いかと。
 章ごとの語り手の口調や、当時の吉原事情のほうに、面白さを感じました。

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と、こんな感じになりました。ごらんのとおり(?)、あまり得意なジャンルではありません。
歴史なら、司馬遼太郎さんの本も挙がって良さそうですが、何冊か読んだはずなのに、これだという心当たりがなく。

次回で100選、おしまいです。年内に片付けます!